2016年12月31日土曜日

2016年大晦日、今年も有り難うございました。

昨日の歳末店頭販売に
お寒い中お越しいただきまして
ありがとうございます。
心より感謝申し上げます。
どうか美味しく召し上がって
いただけますように😊

本年
「お茶の時間」、
「お一人様でも茶懐石料理」など
木挽町大野発信の茶の湯を
楽しんでいただけたこと
は大きな喜びです。
来年も茶懐石料理を楽しめる企画を
立ててみたいと思います。
皆様、今後ともどうぞよろしく
お願い申し上げます。

良いお年をお迎えください。
来る年が皆様の
健康とご多幸とに満ちていますように。

木挽町大野


2016年12月29日木曜日

12/30です!店頭販売&「お茶の時間」開催!

店頭販売と「お茶の時間」の日、
本年最終営業日です。
昼12時から7時までやっています。
日が落ちたら、
室内販売に切り替えています。
遠慮なくお入りください。
黒豆もそろそろ出来上がります。
豆の味がしっかりする
甘すぎない仕上がりの豆で、
どんどん食べてしまいますよ。
もちろん新豆です。。
田作り、田楽味噌、点前味噌玉、
点前味噌(二年寝かせたものです)
などもございます。
泥付き子芋、洗うとこんな感じ。
蒸して田楽味噌で塩で召し上がれ。
蒸したのを丸揚げにするのもめちゃうまです。
今年もよくできています。

おかげさまで今年も一年
何とか過ごすことが出来ました。
これも取りまとめや調整が大変な
幹事をしていただき、
いらしていただいている
みなさまのお陰です。
心より感謝いたします。

「お茶の時間」もやっています。
ほっこり温まってお帰りください。。


2016年12月26日月曜日

明日店頭販売&「お茶の時間」営業いたします。

あっという間に26日。
素敵なクリスマスを過ごされたことと思います。
さて年末の店頭販売1回目
明日27日、
やらせていただきます。
よろしければいらしてください。
お昼12時から夜7時までやっています。
泥付き小芋
特製田楽味噌
点前味噌
点前味噌の美味しい味噌玉
田作り
などございます。
同時刻に
「お茶の時間」も開店しています。

2016年12月24日土曜日

煮物椀
「鱈蕪蒸し」


 第一回、お一人様でも茶懐石を楽しめる日
始まりました。
3名様御相席いただき小間席にて
一汁二菜のコースを
お召し上がりいただきました。

   汁  百合根 からし
向附   本鮪たたき 茗荷 葱 山葵 海苔
煮物椀 「鱈蕪蒸し」
     鱈 聖護院かぶら 里芋 銀杏 人参 小松菜 柚子
小吸物  落花生
八寸   ブロッコリー 唐墨
香物   白菜 人参
小皿   稚鮎甘露煮
湯斗   湯の子
水菓子  苺
甘味   あんこもち

1日目。
大好評のうちに終わりました!
いらしていただいたお客様方に
心よりお礼申し上げます。
ありがとうございます!
ドキドキして不安とともに
当日を迎えましたが、おかげさまで一安心です。
このようなお店発信の企画を少しずつ続けて
茶懐石の愉しさをお伝えできると嬉しい!
今日いただいた感想を生かして
次回の開催に向けて
少しづつ
準備を始めたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます!

2016年12月16日金曜日

明日12/17が申し込み最終日!です!

茶懐石料理を愉しむ3日間
お一人でもお入りいただける日の
申し込み受付が明日最終日です。
如何でしようか?
まだ席に余裕がございます。

これだけ冷え込んでくると
たらの蕪蒸しは
とても美味しいのではないかと
喜んでいただくのが
楽しみになってまいります。

是非!お出かけください。


2016年12月13日火曜日

2016年歳末の店頭販売お楽しみに!

今年も残す所あと十日あまりとなりました。
早いものです。
今年はどんな年でしたか?

去年より始めました
歳末の店頭販売を
今年も開催致します。
「お茶の時間」の営業も
合わせてやっていますので、
どうぞ温まりにいらしてください。
[販売日]

12/27(火),30(金)
12:00p.m.~19:00p.m.

店頭販売商品

・田作り
・田楽味噌
・点前味噌
・点前味噌味噌玉
・田麩(ふりかけ)
・漬物
・里芋(土付き)などなど

☆黒豆
(黒豆は都合により販売が30日のみです。
申しわけありません。)

ご予約も承ります!
お電話お待ちしております。


















お一人で茶懐石料理を〜お献立のご紹介5

茶室は謎です。
どんな話をされるのか、わかりません。でも皆さん晴れ晴れとしたすっきりした、楽しんだお顔で出てこられます。勿論食いしん坊の亭主がこだわった挽きたてのお抹茶をふんわり点てるのですから、こんな抹茶は初めて飲みました。苦いイメージでしたがこんなに美味しいものだったのかと言われる事も多いです。釜が鳴り、湯気で茶室が温まっていて、良い香の香で満ちた茶室。近しい人と膝を付き合わせて、美味しいものでお腹が満ちて、嬉しくて、、、これ以上のしあわせが世の中に有ろうか。。そんな風に思ってもらえたらヤッター😆‼︎です。楽しいのが茶懐石。全神経で幸福感を味わうのが茶懐石なのです。

23日・24日・25日お一人8,000円の日が3日間あります。12:00席入り。カップル、グループ参加も歓迎ですよ。一日六名のみお入りいただけます。
ご予約のお電話をお待ちしております。

お一人で茶懐石料理を〜お献立のご紹介4

香物 湯斗
白菜の塩漬け、人参ぬか漬け、大根の甘酢漬け、蕪のぬか漬け、など、その日あるもの、美味しいものをプラスしてお出しします。

湯斗には湯の子が入ります。湯の子とはおこげ煎餅の事。ご飯をつぶして平くノシてフライパンで焼き、乾燥。後オーブンで焼き上げて出来上がり。

熱湯で戻すと香ばしい香りが立ち昇ります。炊きたてご飯に湯の子の湯をかけてお茶漬けにされて下さい。その折最初の向附に出た海苔を使うと海苔茶漬けに!贅沢感あり!美味しい食べ方です。茶懐石料理屋はお茶、番茶、ほうじ茶、緑茶はなるたけ出しません。最後の抹茶がメインディッシュ?である為水分を積極的には取らせません。その代わり献立に汁気のあるものを出します。出汁で食べていくのです。水分でお腹が膨れてしまわないように配慮した手前になっているのです。すべてが茶に向かう準備。この後の茶室へつながっています。

水菓子 
季節の果物の良いところを少し。イチゴか林檎になりそうです。

甘味
小豆と餅です。
小豆は黒砂糖を入れてアッサリと炊きあがっています。一口餅が案外と熱々なのでお気をつけてお召し上がりを。
この後の茶室へ。。


23日・24日・25日お一人8,000円の日が3日間あります。12:00席入り。カップル、グループ参加も歓迎です。
一日六名様お入りいただけます。

2016年12月12日月曜日

お一人で茶懐石料理を〜お献立のご紹介3

小吸物 落花生
この落花生は自家栽培のものです。大きい粒の品種を選び栽培しています。落花生は地下に出来るので掘り出す時期の見定めが難しく、早いと実が小さく、遅いとモグラやオケラに先を越されて無くなっていたりします。今年は上手く収穫出来ていて嬉しい。
この掘りたてを塩ゆでにしたものが具材です。噛み締めて油と塩気を感じる。そこに昆布出汁を含むと水の様に思える昆布出汁の旨味が一気に口の中に膨らんで、「なんじゃこの出汁は!!」と驚くこと請け合いです

八寸 唐墨 ブロッコリー
24cm 角の杉の板に山の幸と海の幸を一品づつ。小吸物蓋に亭主自らの手で盛り付けます。唐墨はオレンジ色のねっとりとしたものです。最近は作らずにいます。ブロッコリーは自家栽培のもの。美味しく蒸し上げてあります。本来の茶事では八寸の出るタイミングで亭主も客もお酒をグビグビ飲みます!

大野では好きなタイミングで好きにお酒をおのみいただいています。

23日・24日・25日お一人8,000円の日が3日間あります。12:00席入り。カップル、グループ参加も歓迎です。
一日六名さまお入りいただけます。

お一人様から茶懐石を〜お献立のご紹介2

鱈の蕪蒸しのお出汁の味を確認しました
鱈の独特の甘みと蕪の甘みが出汁に加わりちょっと新しい感じ。美味しい。。定番の甘鯛蕪蒸しに勝とも劣らぬお味です。イヤ、正直、好みでいうと鱈の蕪蒸しに軍配。いいね。
つゆ芝冬瓜、柚子があしらわれたふわふわの白い蒸し物が出汁をはった椀の中に湯気と共に現れる感じだと思います。ゆずの香りと共にお出汁の香りをゆっくり吸い込んで召し上がって下さい。温まりますわ。
この鱈の事も少し。超新鮮な天然の雄の鱈を1匹丸ごと仕入れます。鱈チリの仕事があるので出来るのですが、蕪蒸しにはその身を昆布締めにしたものを使います。いいお魚は魚屋さんとの永い信頼関係があって初めて買わせてもらえるもの。その上でようやく鱈の蕪蒸しの透き通るような白身の良い香り旨味がだせるのです。絶品の鱈をありがとうございます!とまず感謝。釣った人、運んでくる人、魚屋さん、釣った後の処理や保存状態を最良に保って下さりありがとうございます!皆さんの事、忘れてません!
美味しくいただきますね!

23日・24日・25日お一人8,000円の日が3日間あります。12:00席入り。カップル、グループ参加も歓迎です。
一日六名さまお入りいただけます。

お一人で茶懐石料理を〜お献立のご紹介です1

百合根 辛子
貴重で希少、もう温暖化の影響で獲れないお昆布、物凄く貴重な利尻の香深昆布を使ったお出汁に八丁味噌を溶いたお汁です。この昆布はもう取れないので在庫を飲み干したら終わりです。(昆布やさんに在庫があるが日本文化「和食」の伝統を守るために特別な料理やさんにしか渡りません。昆布やさんに数年前に教えていただきました。)
昆布は何年も寝かせて昆布臭さを抜いて旨味を凝縮したものほど上等でスッキリとした美味しい出汁が取れるものです。通年温度湿度の管理をする、昆布やさんたちのこの手間と知恵は大変なことです。感謝してます。伝統技術が引き継がれることを祈ります。
具材は百合根と辛子。(辛子を多めに効かせたのも大人の味で美味しいですね~。

熱いものは熱いうちにの原則を守り、汁の注がれるのを待ち構えるようにして椀に蓋をしていきます。開けた時にタップリの湯気がお客さまの顔を撫でるように、かおりがゆきわたるように。。

献立には何故か載らない「ご飯」(^-^)
大野のご飯は、新潟妙高もコシヒカリ、塚田ファームさんのから直接送っていただいています。今年は粒が大きく豊作だと思います。(いつも美味しいお米をありがとうございます!)
お米は直前に浅めに精米し、ゆっくり吸水させ、羽釜で一気に炊き上げます。少し浅めの精米の方が米自体の味がしっかりと味わえて、おかず無しでもとめどなく食べられます。(太ります。。)
糖質制限されている方も今日は解禁とおっしゃり、日本人で良かった~。と思わず漏らされる、エピソードの多い、大野の基本の品です。
始めにおひつごとお預けしてお代わり自由でお召し上がり頂き、最後にもう一度炊きたてを湯桶と汁、香の物と共にお出しします。
美味しいご飯を食べたいお客様に大野から注文。炊き上がりの時間に遅れずおいでください。火を止めていい感じに蒸らしてタイミング良く羽釜の蓋を取り、もうもうと湯気の上がったご飯の美味しいところを召し上がれませ。遅刻厳禁ですわ。蓋を取るタイミングが遅くても早くてもご飯には良くありません。三角の一文字ご飯が上手く作れると今日はいける!と料理人も勢いがつくものです。その後も絶対美味しいはずです。

向附 本鮪のたたき、茗荷、葱、山葵、海苔
茶懐石料理では白身の魚の昆布締めに加減酢、山葵とあるのが普通ですが(昆布締め美味しいですね~。個人的に大好き。)、、
大野では、敢えて鮪。先代から付き合いのある鮪屋さんに大野好みのフレッシュなものを分けて頂けて初めてお出しできる献立です。根本にあるのは思い出深い、幼少の頃食べさせてもらった美味しいまかないの鮪丼のイメージで、鮪の首の付け根の味の濃い部位をつかっています。たたき風に刻んだ鮪、茗荷、葱、山葵、海苔とおぎょうぎが悪いけれど醤油少々と混ぜ混ぜして炊きたてご飯の上にドーンと乗っけてワシワシお口に入れて下さい。但し、ここでお腹いっぱいになってはマズイ。まだまだお料理はこれから。食べ過ぎ注意の一品です。

一汁二菜 おひとりさま 8,000円の内容のご紹介です。
23日・24日・25日の3日間あります。12:00席入りです。
カップル、グループ参加も歓迎です。一日六名さまお入りいただけます。