2017年8月31日木曜日

2017年9月のお献立のご紹介です。

零余子(ムカゴ)
山芋の蔓に出来る栄養繁殖器官。分離すると新たな植物体となる。
零余子を炊き込んだ『零余子飯』は俳句の9月の季語です。


その昔、

重陽の 9月9日には

邪気を払い長寿を願って、

菊の花を飾ったり、

菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして

祝ったと言います。

また前夜、

菊に綿をおいて、

露を染ませ(きせわた)[1]

身体を拭うなどの習慣がありました。

現在では、

他の節句と比べて、

あまり実施されていません。


この機会に

いかがですか?






9月のお献立


    汁  百合根 辛子

向附  天然本鮪たたき 茗荷 葱 山葵 海苔

煮物椀 『きせわた』[1]

        胡麻豆腐 車海老 柚子 露芝冬瓜

焼物  カマス塩焼 はじかみ 柚餅子 すだち

強肴  インカの目覚め 鴨治部煮

々   冬瓜したし

小吸物 零余子

八寸  万願寺 唐墨

香物  胡瓜 茗荷

湯斗  湯の子

水菓子 ありの実

甘味  あんこ餅





(お一人様 12,000円(税サ別)のお献立の一例です。)

 ※上記の他のコースのご紹介です。
お一人様(税別) 10,000円(一汁一菜)
         15,000円(一汁三菜、強肴2品)
         20,000円(2名様でご予約の際はご注文下さい)
※お子様向けの小さいコースもお作りします。お申し付けください。
※お食事の後、無料でお茶をお点てします。 
※消費税が8%になるに際し、料金を税抜き表示させていただきます。
※サービス料が10%かかります。
ご不明の点などございましたら、どうぞご予約の際にお尋ね下さい。