湯の子の入ったお湯。
お食事の最後にお出しします。
こちらは「羽釜のお焦げを湯ですすいだもの」がお手本で、茶懐石料理はこのお湯と沢庵で椀を清めて終わります。禅宗の習いです。
とは言え大野では、だいたいは季節のお野菜の漬物をお出ししています。
さて、湯の子のお湯、
手作りのお煎餅を割り砕いて湯呑みに入れて、塩をぱらりと降り、そこへ、
情け容赦なくぐらぐらと煮立った熱湯を注ぎます。
この場合はぬるいお湯は湯の子が芯からふやけ無いのでダメ。あくまでも熱湯で。しばし待ち。。
これをご飯にじゃっ〜とかけ、サラサラと湯漬けを召し上がれ。
香ばしい香りがお米の甘味と重なってお口の中に広がり、香ばしさが鼻に抜けてなんとも美味しく感じるものです。
贅沢のき侘び。
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